
先日の4コマで書いた「オスの三毛猫の確率が3万分の1」というネット情報の出処を漁ってみた所、どうやらちょっと古い書籍にそのような記述があるようです。4コマを書いた時点ではネット上のいくつかの記事を見て3万分の1としている所が多いなぁという印象でしたが、後日見たウィキペディア先生の「三毛猫」の頁に同様の記載があり、あっさり出典の書籍が書いてありました。こういう時に限ってウィキペディア先生を見ていなかったという…。
ウィキ先生の説明で気になる点としては、「オスの三毛猫は3万匹に1匹程度」と「クラインフェルター症候群のオスの出生率は3万分の1」という情報が書かれていたことです。オスの三毛猫の原因はクラインフェルター症候群だけではないので、総合するともう少し確率が上がるような…。まぁ確認のしようがありませんね。
人間の場合ですと、例えば『19〇〇年~20XX年に500施設の病院で生まれた△△万人のうち◯人がこの病気だった』といった大規模な調査で割としっかりしたデータが出せますが、お猫様となりますと話は別です。3万匹の三毛の子猫を調べて1匹がオスだったから確立は3万分の1、なんて単純な話ではないはずです。
こうなってくると引用元の書籍の内容が気になる今日このごろであります。
でもまぁ、神秘的な猫のあれやこれを解明しようだなんて野暮というものですね。