
アニメやドラマの主題歌を毎週聞いていると愛着が湧きます。
元々親が音楽をよく聞くタイプだった影響もあるのですが、小学生の頃は某コナン君に感化されB'z、倉木麻衣、GARNET CROWが好きになり、父親に頼んでツタヤのアルバム5枚で1000円レンタルの際にごそっと借りたものです。
友達がカラオケで歌うのを聞いたり、色んな曲がわんさか詰め込まれたMDやCDを借りて聞いたりして、どんどん好きなアーティストが増えていき、ラジオを聞くようになると気になった曲はHPのオンエアリストで調べたりして洋楽のほうにもだいぶ手を出すようになりました。
さて、インディーズバンドがアニメのタイアップでメジャーデビュー、というものがありますが、元々ALI PROJECTやT.M.Revolutionといったアニメタイアップが多い方たちと違い、初めてアニメソングを担当することになったアーティストのことを「ブルータス」と呼んでいます。
バックホーンがガンダムを歌ったり、藍坊主がタイバニを歌ったりというのがこれで、知っているアーティストの中にアニメタイアップをするものが増えてきたので、いつしか「お前もか!」という意味を込めてブルータスと呼ぶようになりました。
あくまでも私が歌手を先に知っていたものがアニメのタイアップになっただけ、という非常に個人的なものです。
9mmなんかは面白くて、全然タイアップ状況なんか知らずに普通にアルバムのみを聞いていたのですが、友人を家に招いた際にBGMとしてかけたら物凄く反応されて、聞けばRDのOPだということでした。
せっかくなので、とネットでちょいちょいと調べたらEDになってたLAST ALLIANCEの曲が入ってるアルバムも持っていた、という素晴らしいオチがつき、その友人には私の好きなバンド系の曲をごっさり貸してあげました。
逆に最初に書いたアニメの主題歌を好きになるパターン、アニメで初めて知ったアーティストにハマることを「ポロロッカ」と呼んでいます。
これは元々はアマゾン川の大潮の際の逆流を指す言葉ですが、久米田康治さんの「さよなら絶望先生」の中で出てきたネタで、‘アニメを見て原作に手を出す’といった逆流現象を表す使い方をされています。
こちらのアーティストはGRANRODEOや凛として時雨、DOESなどがありますが、凛として時雨なんかは存在そのものは知っていたもののなんとなくキラキラバンド名な感じがしてしまい、聞かず嫌いをしていたのでタイアップのおかげで聞くきっかけになりました。
元々のファンはメジャーをきっかけにあのバンドは面白くなくなった、とかそもそもアニソンとかキモい、とか思う方もいるかもしれませんが、私はアニメ云々は言わずもがな、好きな物が繋がっていたりすると嬉しいタイプなのでノー問題です。タイアップされると活動が活発になって新曲が出たりベストアルバムが出たりといいこともありますしね。

ところでこの前の水曜にレディースデーということでカラオケに行ってきました。私はスーツを着るタイプの社畜なので、お一人様でも明らかに仕事帰りの風が出ているのでちょっと気が楽です。
そしてこの度私の中でブルータスデビューしたamazarashiの全国ランク2位を頂いてきました。なんのことはない、丁度その日が配信日だったんです。普段1人でカラオケに行くときは前奏間奏早送りの後奏カットで歌いまくりたい派なので採点機能は時間が勿体無くてしないのですが、今回はたまたま配信日と重なったので遊び心が出たのです。
‘1人中1位’が出たら面白いな、と思っていたのですが、初日なのに50人近くいて驚きました。私のようにメンバー登録せず履歴に載っていない人も含めるともっと沢山の人が歌ったことでしょう。
amazarashiは人から教えてもらって好きになったバンドですが、タイアップをきっかけに好きな人が増えたら嬉しいですね。