
ヤフーニュースを見ていたらちょっと面白いことがありました。
ぱっとトップの見出しを眺めていたら、
・電波の届かない場所に行きたい 「圏外旅行」静かにブーム
・必ずつながる携帯端末、東北大など提案
というトピックがあったのです。なんというほこ×たてでしょう。
…と思いきや、前者はまぁ見出し通りの僻地に行きしがらみから開放されたいという内容でしたが、後者は私が想像していたのとは違い、災害時の回線の混雑を回避するといった趣旨でした。
山奥だろうと砂漠のど真ん中だろうと繋がるような携帯はヨルムンガンドのココちゃんが持っているようなやつでしょうかね。
さて、携帯電話は英語だとcellphoneですね。セルと言えばドラゴンボールの若本さんや細胞という意味を思い浮かべる方もいると思いますが、刑務所の独房とか監房という意味もあります。余談ですが学校で習ったような気がしなくもないですが私はフィンランドの某メタルバンドの歌でこの単語の意味を覚えました。
最近はスマホの普及率が凄まじく、会社のおじさまのお子さんの話を聞いていても、そろそろ携帯を買い与えないといけないが周りがスマホばっかりでやはりスマホにしないと可哀想だろうか、と悩んでおられました。まだ小学生だそうです。
ちょっと前ならば小学生くらいなら通話のみのシンプルな携帯でもよかったのでしょうが、最近はヘタにガラケーだと浮いてしまうようです。オール・オア・ナッシング、スマホにあらずんば携帯にあらず。怖い世の中です。
メッセージを読んだらすぐ返信しなくてはと気を遣い、はたまたグループから仲間はずれにされたりと今どきの子は大変そうです。
自分からやりとりを終わらせることができずに夜遅くまでかかってしまうため、携帯での連絡は21時までにしましょうと学校がルールを決めたというニュースも以前目にしたことがあります。
私の学生時代はまだツイッターもFacebookもLINEもそれほど普及していなかったので幸いでした。一時期チャットがとても流行ったことがありましたが、それほど問題は起こらなかったように感じます。
今では嘘か真か就職活動でアカウントを聞かれるなんて話も聞きますし、いいタイミングで会社に滑り込めました。
いつでも繋がれることは便利ですが、SNS疲れなんて言葉も生まれ、しがらみが多いのも考えものですね。