
またまたホラー作品の紹介です。『ベターマン』より紗孔羅ちゃんと謎生物ベターマンのラミアさんです。
超熱血ロボアニメガオガイガーのスタッフによる、同じ世界設定の作品です。でもロボよりかは謎生物が沢山出てくるオカルトちっくなSF仕様になっております。テーマは「恐怖」とのこと。
ウィキペディアさんによるあらすじは
~2006年、世界は原因不明の大量自殺・殺戮行為を引き起こす「アルジャーノン」と呼ばれる怪奇現象に冒されつつあった。~
うん、これだけで既に怖いですね。
基本的には主人公のチームがアルジャーノンの原因を探る中で様々な異形のモノに襲われ、どこからともなく現れたベターマンが敵を倒す、というストーリー展開で進みます。
つまり地球防衛軍が怪獣と戦っているとウルトラマンが現れ倒してくれる、といったタイプの様式美です。
何故人類の味方をしてくれるんだ一体何者なんだ
ウルトラマンベターマン・・・!
ベターマンは遥か昔から環境に適応しつつ(よりベターな方へ変化する)生きてきたとされる謎生物で、UMAや恐竜好きな私としては非常に魅力的です。ラミアさんは普段は子安ボイスでイケメンのにーちゃんの姿をしていますが、敵が現れるとその敵を倒すのに適した姿にメタモルフォーゼします。恐竜のような見た目でかっこいいです。
これがまた襲ってくるモンスターが気色悪くて怖いだけでなく、アルジャーノンによる人間の狂気もめちゃくちゃ怖いのです。紗孔羅ちゃんによる次回予告も怖いです。
主人公がギャグ漫画体質なのがせめてもの救いですが、全体を通してかなりガクブル仕様の作品だと思います。
あとシナプスだのアポトーシスだの生物っぽい単語が結構出てくるので理系の人がちょうど習った頃に見ればによによできるのではないでしょうか。
それとEDの作詞作曲と歌を監督さん自らが手がけているのポイントです。何でもできるなんてステキ!
そう言えば少し前に『アルジャーノンに花束を』の作者が亡くなったとのニュースを見た際、アルジャーノンという言葉が出てくる作品を思い出していて、攻殻の読書するタチコマが読んでいたのとダーティペアというアニメに出てきたネズミの名前だったのと、あと何だっけなんかの病気だったような、とFFVII ACを調べたらジェノバ因子だった違った、と諦めていたのですが、今回の件でベターマンだったと思い出してスッキリしました。